整備工場
初谷建設株式会社(以下弊社)では自社整備工場・整備部門があります。
有資格者専門整備士が重機及びアタッチメントの点検、整備を行うことが可能です。
弊社では一度、現場で使用した重機は必ず点検整備してから現場へ搬入しています。
現場へ再搬入を禁止することで故障や事故の危険性を回避できます。
また、重機に使用するアタッチメントも同じように毎回、点検整備をしてから次の現場への搬入を義務付けています。
点検・整備
自社で所有している重機及びアタッチメントは下記のような点検表を使用し、細部にわたり点検を行っています。
冷却装置類の点検
ブームシリンダーの点検
バケットシリンダーの点検
故障していれば修理してから現場に搬入します。
アタッチメントについて
解体といっても構造は鉄骨造やRC造です。これらの構造に合わせたアタッチメントを選択しないと作業効率は格段に下がってしまいます。
現場で解体したコンクリートは2次破砕し、鉄筋とコンクリートで仕分けをします。ひと昔前まで細かい鉄筋などは人力で拾うしかなかったのです。
しかし、当社は早期からマグネット付小割機を導入する事で鉄筋は勿論の事、鉄板も引きつける事ができるので人力作業を減らし安全に作業効率を上げてきました。
当社はアタッチメントを100台以上保有する事で仕事内容に合ったアタッチメントの在庫を切らす事無く、随時搬入できる状態を維持し作業効率の向上を図っています。
鉄筋コンクリート造に使用します。
コンクリートを先端でつかみ圧砕します。
鉄骨造の解体は鉄骨カッターで行います。
カッター刃によって鉄骨を切断
コンクリートの2次破砕
マグネット(磁石)付小割機によって鉄筋や鉄板を引きつけられます。
アタッチメントの修理
弊社が所有するアタッチメントは工事ごとに点検しています。故障やアタッチメントの消耗においては自社の肉盛溶接場にて元の形に戻します。常に新しい状態にしているので作業効率の低下を防ぐことができます。
使用して先が開いてしまった大割機
肉盛溶接をして元の形に戻します。
肉盛溶接により元に戻った大割機
※大割機の先端の磨り減り具合にもよりますが、この作業には3日間かかります。
使用して磨り減ってしまった小割機
肉盛溶接により元に戻った小割機
※小割機の先端の磨り減り具合にもよりますが、この作業には3日間かかります。
設備管理
資材の保管について
現場で使用する資材は整理整頓して保管されています。整理整頓しているので使用する資材の混乱を予防できます。
資材保管状況
資材保管状況
重機の組立・分解
初谷グループではすべての機械組立、分解を弊社で行っています。自社で組立・分解を行うことによってコストを抑えることが可能です。
自社で組み立て、解体作業へ移るので外部へ委託するよりもスピーディーに対応できます。
ロングブームのパーツ
中間ブームなど
機械組立の様子
重機の搬入について
当社では「自分の機械類はすべて自分たちで運搬する」という社長の言葉のもと、自社運搬をしています。
現在では、トレーラーヘッドを2台、荷台を4台保有しているのですべての機械類を運搬が可能になりました。
4tアームロール車も3台保有し、アタッチメント類を中心に運搬しています。
その他にも現場で発生した産業廃棄物の運搬も自社で行っていますのですべて一貫してお任せください。
- トレーラーヘッド2軸 荷台 16輪 連結全長 16,840mm HATSUGAIグループで一番大きな車体になります。35tクラス~運搬可能です。
- トレーラーヘッド2軸 荷台 8輪 連結全長 15,300mm 上記より一回り小さい荷台で20tクラス~35tクラスまで運搬可能です。
- トレーラーヘッド1軸 荷台 8輪 トレーラーヘッド、荷台とも上記より小さく、短い車体で~20tクラスの運搬可能です。
- トレーラーヘッド1軸 荷台 フラット 連結全長 11,140mm フラットの荷台はブームやウェイトなど機械のパーツの運搬に適しています。
機械車載例 トレーラーヘッド2軸 荷台16輪 車載機械 50tクラス
自社整備工場の見学も随時受け付けております。
お気軽にお問い合わせください。